食事から葉酸を摂る際に注意すること

妊活を行なっている女性も多いかと思いますが、妊娠するためや妊娠してから、また出産後に必要な栄養素はいろいろあります。
その中でも特に重要なものとして葉酸が挙げられます。

葉酸は健康な母体と胎児のために必要不可欠な栄養素です。
しかし、水溶性ビタミンであるために水に溶け出しやすく加熱にも弱いので、摂取した量の約半分程度しか吸収されないといわれます。
そのために普段の食事だけではなかなか十分な量を摂取するのが難しいのです。

普段の食事で葉酸を摂る際の注意点

そこで調理の際には蒸し料理や電子レンジを使うなどで、なるべく水や過熱を抑えた調理法が有効となります。
また、葉酸の吸収力をアップする食材と一緒に摂取することもおすすめです。
たとえば赤ピーマンやイチゴといったビタミンC、サケや鶏肉などのビタミンB6、シジミやアサリなどのビタミンB12は葉酸の吸収力を高めるので同時に食べるといいでしょう。
さらに食材を購入したときには早めに食べたり、冷暗所に保管するなどで葉酸の損失を防ぐように気を配ることも必要です。
このように食べ方や調理方法に注意の必要な葉酸は、厚生労働省でも妊娠を計画している女性に対して普段の食事にプラスして葉酸サプリを使用することで必要な量を摂取するように推奨しています。

葉酸を豊富に含むけれども注意の必要な食品

葉酸は意識して摂らなければ普段の食事から十分な量を摂ることのできない栄養素ですが、食品の中には葉酸をたくさん含んでいるけれども妊娠中の摂取は避けたほうがいいものもあります。

例を上げるとレバーやうなぎの肝です。
これらに含まれるビタミンAやビタミンDは過剰摂取をすることで胎児の奇形リスクを高めてしまうこともあります。
また、抵抗力の低下している妊婦さんに明太子やすじこなどの魚卵は、流産や早産の危険性のある「リステリア感染症」を発症する恐れがあります。
アピオールという成分は中絶目的で使用されますが、これはパセリやセロリに含まれます。
コーヒー好きの人にはつらいかもしれませんが、カフェインの過剰摂取は鉄分やカルシウムの吸収を阻害するだけでなく胎児の発達障害のリスクを高めるのでコーヒーや紅茶、緑茶は要注意です。

もちろんこれら一切を口にしてはいけないというわけではありませんが、少しでもリスクを減らすためにはなるべく食べるのを控えることをおすすめします。
しかしこれらの食材には葉酸だけではなくその他の栄養素も豊富ですから、妊活が終了したなら積極的に食事に取り入れるといいでしょう。

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